こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。
前回書きましたが、私たちが普段何気なく行っている動作や行動なども、DCDの子どもにとっては非常に難しい場合があり、周囲から「不器用な子」と思われることで精神的にも苦悩している場合が多いので、正しい理解と支援が必要になってきます。
FORTUNAでは、専門家の先生たちがその子どもたちの様子を細かく観察し、今できる最適な運動指導や様々なアプローチを行うようにしています。
さて、DCDの子どもたちの学校生活はどうなのでしょうか。
学校生活全般において「自信がない」「諦めやすい」「意欲がない」などの他、「一人でいることが多い」「友だちが少ない」「休み時間に教室にいることが多い」など、友だちとの関係があまり上手くいっていないことがおおいようです。
運動面の困難さが自己肯定感の低下を招き、対人関係を育てる機会を少なくしていることを考慮すべきです。
特に、学年が上がるにつれ「ひとりぼっち」「友だちが少ない」が増えてくるということからも、早い時期からの専門家による気づきと発見、そして支援が重要となってきます。また、高学年においては、運動面の困難さがある子どもは「体育以外の教科にも苦手意識がある」という報告も文献にみられます。
DCDが疑われる子どもの中には、読み書きや発語など言語に関する困難さなどが見られることもあります。このような困難さをそのままにしておくと、コミュニケーションや情緒、行動上の問題など日常生活に全般において影響を及ぼしてしまうため、自信をなくし自己イメージや自尊心の低下をもたらすことも考えられます。失敗体験が多いために、何かに挑戦することへの意欲の低下や苦手意識が出てきて、消極的な態度になるかもしれません。運動面の困難さは本人にとっては大きなストレスであり、周りからの無理解によりイジメやからかいの対象になりかねないのです。
「そのためDCDなどによる運動面の困難さがある場合は、早期発見と専門的知識をもった先生による早期支援が必要だと考えられています」
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAでは、その観点から運動の専門家を中心にその困り感がある子どもを360°の方向から支援する体制で臨んでいます。時間をかけながら、子どもたちが1歩ずつ前に進んでいけるようにサポートしています。
お困りやお悩みの方は是非、都筑区放課後等デイサービスFORTUNAにきて楽しく練習していただいてはどうでしょうか。
次回は、学童期のDCDのこどもの具体的な「困り感」に対する指導の仕方を少しだけ紹介しましょう。
都筑区放課後等デイサービスFORTUNA 運動・心理担当
都筑区放デイ FORTUNA DCDにおける学校生活 ③